笛のおっちゃんって どんな人? 

 

本名 : 旭 孝(あさひ たかし)

昭和15(1940)年5月5日、京都市生まれ。
中学校の先生の薦めもあって、独学のフルートで京都市立堀川高校音楽課に進学。在学中から、故・吉田雅夫さん(当時のN響首席)や故・林りり子さん(当時の日フィル首席)の指導を受けます。

同校を卒業後は大阪市音楽団に入団しますが、9ヶ月後には関西交響楽団(現・大阪フィルハーモニー)に移籍。故・朝比奈隆さんの指揮のもとで、数々の演奏会に出演します。また、その関西交響楽団時代には、故・山田耕筰さん直々の棒で、ご本人作のオペラ「黒船」なども演奏しています。

その後、林りり子さんの薦めで東京交響楽団に移籍し、オケ全体での活動のほか、NHKのFM放送のクラシック番組に何度もソロで出演したり、秋山和慶さんの指揮でモーツァルトのフルート協奏曲第2番ニ長調を演奏したり(於:日比谷公会堂・1965年)…と、首席フルート奏者として大活躍してました。また、そうしたオケでのお仕事と並行して、林りり子さんの門下生を中心にやっていた「フルート音楽の夕べ」というコンサートに出演したり、林りり子さん宅を訪れたマレイ・パニッツ氏(当時のフィラディルフィア管弦楽団の首席フルート奏者)やジャン・ピエール・ランパル氏とのフルート交流会に参加して共演したり、スタジオ・レコーディングに参加したりもしてました。こんな感じで、とんでもなく忙しい日々をすごしたあと、1970年代の半ばからフリーのスタジオミュージシャンとなります。

現在は、アニメ・ドラマ・映画・CMなどの音楽やコンサート活動など、様々な分野で大活躍中です。こうしたおっちゃんの参加作品については、「おっちゃんの参加作品リスト」を参考にしてください。また、お仕事の活動状況については「おっちゃんの仕事場探検」を参考にしてください。で、スタジオミュージシャンとなってからは、フルートだけでなく、リコーダー・オカリナ・パンパイプ・ティンホィッスル・篠笛・ケーナ…などなど、様々な笛を「エニーキーOK」で持ち替えることから「笛のおっちゃん」と呼ばれています♪(最初にネーミングしたのは当時小学2年生と幼稚園の年長だったウチの娘たちなんですが、いつの間にやら皆さんからもそう呼ばれるようになってしまいました…(^^ゞ)

趣味はアマチュア無線で「7M1LOT」というコールサインを持ち、電信(モールス信号)を得意としています。また、野鳥や昆虫・植物を観察したり、それらをカメラに収めることも好きなようです。おっちゃんのHPには、そうした写真がたくさんありますよ。笛と無線と自然をこよなく愛する、気さくなおっちゃんなのです(*^-^*)

 

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