岩崎 琢さんにとってのおっちゃん

 

旭さんの奏するフルートの音色を初めて聴いたとき、
「フルートという楽器は、正に、此の様に奏でられるためにあるのだ、、」
と、思った。
一発で僕はやられてしまった。

音楽をするということとは、まるで無縁な我欲に後押しされた「個性的である」ことや、
自己主張とかが、いかに人生と音楽に無理を強いるものか、
そんなことの無意味さを、改めて感じさせられる。

音楽と楽器に身を委ね、
空の上で気ままに遊んでいるかの様な、旭さんの振舞いを見習って、
いつかはそんな境地に達したいと願いながら、
それでも未だ、僕はエゴという泥沼の中で亀のようにもがき続けてるのである。


 

岩崎 琢さん

1986年度「神奈川県合唱曲作曲コンクール」で1位に選ばれたことがキッカケで、作曲家を目指されるようになったそうです。で、その夢を叶えるべく東京芸術大学作曲科に進学され、在学中に「日本現代音楽協会新人賞」に入賞されるなど、メキメキとその才覚を発揮されます。

1992年に同大学を卒業されたあと、本格的に作曲家・編曲家としてのお仕事を始められたのですが、1996年からはカツ・ソングス・アーク(星 勝さんの事務所)に所属され、さらに活動の幅を広げられることとなります。

現在は、テレビドラマやテレビアニメ、OVAなどの劇伴をはじめ、アイドルからアーティスト、アニソンまでの作曲・編曲など、スタジオワークに大活躍中です。しかも、その活動は徐々に海外にまで広げられているという、ほんとに将来が楽しみな作曲家さんです。

おっちゃんは岩崎さんとのお仕事のあとは必ず「今日もよう書けとる楽譜やったわ。この人、ほんまに基礎がしっかりしとるなあ。で、それをちゃんと生かしながらのプラスα があって、なかなかすごい人じゃ♪」なんて言うので、いわゆる天才肌の気難しい方なのかな…なんて思ってたら、ぜんぜん飾りっ気のない、おだやかで優しくてユーモアのある「お兄ちゃん」的な方なんですよ(^.^)b

私の写真加工の技術が乏しいために、せっかくのカッコいいジャケットのストライプがキザキザになっちゃって申し訳ないんですが、ぜひ写真にカーソルを乗せてみてください。別アングルの素敵な岩崎さんが見えま〜す♪


そんな素敵な岩崎さんが、2007年の夏に待望のブログを立ち上げられました。日々の何気ない雑談から作曲というお仕事に対する本音や葛藤までが岩崎さんならではのユニークな言葉で綴られていて、ほんとに面白いですよ〜。ぜひ覗いてみてくださいねo(^-^)o

 

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