篠崎正嗣さん出演・親と子のはじめてのコンサート in 高松

 

2006年7月30日。私は、JCAA主催「親と子のはじめてのコンサート in 高松」に行くために、香川県高松市にある「ミューズホール」へ向かいました。このコンサートは、JCAAと井上あずみさんの手によって、毎年「母の日」と「クリスマス」に「母と子のはじめてコンサート」として開かれてるようなんですが、今回は普通の日曜日に開催ということで「親と子の…」になったんだそうですよ。何にしても、小さな子供を気兼ねなく連れていけるコンサートがあるって、親としてはほんとに嬉しいですよね(*^-^*)

ところで、今回のお話は、実は5月の末ごろのことから始まるんです。いつものように夜中にコツコツとレポ編集をしてたときのこと、レポに使えるネタがないかと検索しまくってたら、ひょっこり「JCAA(日本作編曲家協会)」のサイトへたどり着きました。で、しばらくあちこち眺めてたら今回の「親と子のはじめてのコンサート」のインフォメーションが目に入り、「へぇ〜香川はいいコンサートがいっぱいあってええなあ!」なんて感じで、のん気に見てたんです。そしたら、何とそのメンバーの中にマサさんのお名前を発見! 思わず、その場で足を踏み鳴らして歓喜し、そのまますぐマサさんに「7月に高松に来るん!?」ってメールすると、これまたすぐに「29日に行って、30日が本番で…」ってお返事が来たんで、その夜のうちに我が家のカレンダーの7月30日のところに、マジックで大きく「マサさんコンサート」と書かれることになりました(^^ゞ

で、翌日にはJCAAに電話してチケットを送ってもらえるようにお願いし、数日後に届いたそのチケットをPCの側に置いて、レポ編集をしながら毎日のように眺めたり触ったりして、その日を楽しみに待ちました。コンサートの存在を知ってからの2ヶ月、けっこう長かったなあ…何はともあれ、私が今回のコンサートを知って特に嬉しかったのは、あの「おしゃべりヴァイオリン」が生で聴けること、それを子供たちに聴かせてやれることだったんです。前にマサさんのファンページで2005年の12月に行われた同様のコンサートのレポを読んでから、どれほどこの日を願ったことか…ほんと、良かったですo(^-^)o

ところで、今回マサさんは事前にかなり細かいスケジュールを教えてくださってたんですよ。たとえば「○時の飛行機で香川入り」「○時からリハ」「○時から○○って店で食事会」なんて感じでね。だから、羽田を出発するころから色んなやりとりができて、何だか一緒に行動してるような気分になって、楽しかったですよ。そういや、会場に着いたマサさんから「何か食べに行きたいけど、何もないなあ…」なんてメールが来たんで「お弁当じゃなくて、赤棚うどんか何かを食べに行くの?(赤棚うどん=讃岐うどんのことなんですが、何故そう言うかは、マサさんならではのダジャレのセンスから考えてみてください(^^ゞ)」「赤棚うどんを食べに行きたいけど、見当たらない…」「うん、そのあたりは街から外れとるもんねえ」なんてメールも交わしたっけ…。

そのあと食事会の様子なんかも教えてくれたりしたんですが、何と言っても、翌日のコンサートで私が楽屋を訪問しやすいよう、東京から一緒に来られてたスタッフの方に話を通してくださってたり、そのスタッフの方の顔写真を私の携帯に送ってくれて「この人を探して、楽屋においで」なんて言ってくださったり…単なる楽しい報告だけでなく、大事なフォローもしっかりしてくれてました。おかげで、とてもスムーズに楽屋にお邪魔することができたんですよ(^.^)b


こちらは楽屋でのマサさん。私が「あの…写真を…」なんて言いながらマサさんにカメラを向けたら「あ、一緒に撮った方がいいんじゃないの?」って嬉しいことを言ってくださいました。なので「ほな、まずはHP用の写真から…」って言って撮らせてもらったのがこれです(^.^)b

アトムのプリントがよく見えるように…と、わざわざ上着を広げてくれたんですよ♪

このあと、同じ部屋にいらしたチェロの大澤真人さんが撮ってくださったマサさんとの2ショットは、こちら(;^_^A

で、前日に約束していた徳島の地ビール2本(2種類)のほか、私が見繕った四国の美味しいものグッズを渡すと、その袋の中のものを1つ1つ大事そうに持ち上げて見てくれて「ほぉ〜♪」なんて感じで喜んでくださってました。そうそう、ビールは家の冷蔵庫でキンキンに冷やして、さらにそれを保冷剤だらけにして持っていったら「へえ、徳島のビール? おお、冷たい…こりゃ、コンサートの前後に1本ずつ飲めるなあ!」なんて冗談まじりに嬉しそうに眺めてくれてたので、何だか私もとても嬉しかったです(*^-^*)

そのあと「香川に来るのは3年くらい前の‘お〜い、ニッポン!’の収録のときと2回だけ?」「う〜ん、その前にも来たことあると思うんだけど、最近の記憶だとその2回かなあ」「とにかく暑いね!」「まあ、こっちはねぇ…」なんて雑談もしたんですが、私もマサさんがよ〜く見える「いい席」をゲットしたかったので、早々においとますることに…。心の中で「今度こうしてお会いできるのは、いつのことだろうなあ…」なんて、どこか淋しくも思いながらも、笑顔でお別れしてきました。


そんなわけで、ちょっとしんみりしたのも束の間、楽屋を後にして会場の席についてすぐ「おぉ〜! よ〜冷えとるわ…。なかなか旨いビールぢゃ!(原文のまま)」というメールと一緒に届いたのが、この写真です。写真にカーソルを乗せると、別アングルになりますよ(^.^)b

さっそく飲んでくれたんですね〜。お口に合うかな…なんてドキドキしながら持っていった私としては飛び上がるほど嬉しいコメントと写真なんですが、実はこれ「本番直前」なんですよね(^◇^;)

で、おっちゃんにこの写真を転送すると「わはは! 美味しそうに飲んどるなあ。こら、ええ演奏ができるやろ♪(これも原文のまま)」ですって〜。この人たちに「本番前の緊張」なんて言葉はないようです(^^ゞ


コンサートは、井上あずみさんが「となりのトトロ」の中の「さんぽ」を歌いながら客席から元気に登場するというシチュエーションで始まったんですが、真っ赤なドレスの井上さんが照明によく映えて、いきなり別世界に連れていかれたような気分になりました。歌ってくださる曲も「魔女の宅急便」や「となりのトトロ」の中の挿入歌、ディズニーアニメの曲や童謡など子供たちが大好きな曲ばかりだったので、最初から最後までずっと手拍子が鳴りっぱなし、その上に井上さんの歌に合わせて口ずさむ子供たちの可愛らしい歌声が会場にあふれ返るなど、とてもほのぼのとした温かい雰囲気でした。あ、私が座ってる席の前は通路だったんですが、そこで両手を広げてクルクルと回りながら踊ってる子もいて、何とも微笑ましい気持ちになりましたよ♪

で、書きたいことは他にも山ほどあるんですが、とにかくここは待ちに待ってたマサさんの「おしゃべりヴァイオリン」コーナーのお話を…。井上さんに呼ばれて登場してきたマサさんは、いきなり「私が篠崎です…」と、知る人ぞ知るあのセリフで自己紹介してました。私は前に、当時まだ生後4ヶ月くらいのルッテメラくん(←マサさんはお孫さんをこう呼んでます)に一生懸命このセリフを教え込んでるマサさんの声を携帯の動画で聞かせてもらったことがあったので、思わず「わはは! これかあ〜!」と、1人で思いっきりニヤニヤしてしまいましたよ(;^_^A

そのあと、子供たちに向かって優しく「じゃ、ここで皆にクイズを…この音、なぁ〜んだ?」って言って、エレキヴァイオリンで救急車の音を真似てくれました。そしたら、弾き終わるか否かのうちに子供たちからは「わぁ〜!」っていう歓声と「救急車!救急車〜!」「え〜っと、パトカー?」っていう弾む声がいっぱい聞こえてきて、マサさんも井上さんもほんとに嬉しそうでした。そんな子供たちに、マサさんは続いて日本のパトカーの音とアメリカのパトカーの音もやってくれて「これで、あなたは今日から外に出なくても、外を走ってるのが救急車か、日本のパトカーか、アメリカのパトカーか、分かるでしょ? 1つお勉強になりましたね♪」なんて言うもんだから、会場に大きな笑いの渦が起こりましたよ(^o^)

そして、さらに大きな犬と小さな犬の喧嘩、尺八の音…と、次々に披露してくれたんですが、何と言っても最後にやってくれた「夫婦喧嘩」が最高に楽しかったなあ。先に「飲んで遅くなってるお父さんを、おかあさんはイライラしながら待ってます」みたいな説明があって演奏に入ったんですが、ほんとに「ただいま〜♪」「どうしてこんな時間になるのよっ!!」「えぇ〜だってぇ〜」「んもぉ〜っ!!」って感じに聞こえるんですよ。これは小さい子供たちよりも、一緒に来てた保護者の方々に大ウケ。マサさんには申し訳ないんですが、思わず「これって、実体験?」なんて思ってしまいました。ほんと、久々にお腹の底から笑わせてもらいましたよ(*^-^*)

今回のコンサートでは、香川オリーブ少年少女合唱団という地元の合唱団も出てきて6曲ほど歌い、最後に井上さんと一緒に「Believe」を手話つきで歌ってくれたんですが、これがもう目頭が熱くなるほど感動しました。子供のまっすぐな歌声っていいなあ…つくづくそう感じた私です。このあと「天空の城ラピュタ」の「君をのせて」でフィナーレを迎え、アンコールでは「となりのトトロ」を全員で大合唱してコンサートは幕を下ろしました。幼児向けのコンサートとのことでしたが、うちの子供たちも私も、そして急きょ当日券を買って一緒に聴くことになったうちのおっさんも大満足。音楽の原点が「音を楽しむ」であることを実感し、いいエネルギーをいっぱいもらった、ほんとに素晴らしいコンサートでしたo(*^^*)o


こちらは、楽屋でマサさんからいただいたお土産…とらやの羊羹とチケット&パンフレットの写真です。

こんな遠方に来るのに、こんな重いものをわざわざ…と、恐縮しきりですが、マサさんはいつもこうした細やかな心遣いをしてくれる、ほんとに素敵な方なんですよ♪

写真にカーソルを乗せると、チケットがアップになります(^^ゞ


そうそう、マサさんは事前に帰りの飛行機の便を教えてくれてたんで、コンサートのあとで家族4人で空港まで行って、お見送りさせていただくことにしました。あの感動のコンサートのあと無事に空港で再会したマサさんは「あのビール(私が差し入れした徳島の地ビール)アッという間に飲んじゃったよ。美味しかった〜。でも、ここには売ってないんだね…」なんて残念そうに言ってくれて、私も「そんなにまで喜んでもらえて…保冷剤をかき集めて持ってきた甲斐があったなあ」なんて、とても嬉しく思いました。

で、そんなマサさんを交えて家族で交代で記念写真を撮ったあと、我が家の4人が大きく手を振る中、笑顔で大きく手を振り返してくれながら出発口へ消えていったマサさん…ほんとにいい顔してましたよ。素敵なコンサート&ミニオフで、いい1日になりました(*^-^*)

 

 

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