大谷幸さんの「枕草子・夏の森」ライブ

 

2007年7月25日。東京の南青山にある「MANDARA」で行われた、大谷幸さんと愛華さんのライブに行ってきました…なんですが、このライブに行こうかな〜と思い始めたのが七夕のころ。それから本格的に話が進んで、飛行機なんかを押さえて「もう決定!」ってなったのは、ライブ当日のわずか10日くらい前だったかと思います。でも、そこからまだホテルを押さえたり、前々から「上京することがあったら、ぜひ連絡してね!」って言ってくださってた音楽関係の方々に連絡を取ったり…でバタバタしてたら、アッという間にライブ当日が来てしまいました(@_@;)

当日は、ライブまでにホテルにチェックインして大きな荷物を置いてくるはずが、反対方向の山手線に乗ってしまうってトラブルがあって大変だったんですが(でも、これは駅員さんに教えられたとおりに乗ったんだから、駅員さんが悪いってことで…)私のそうしたトラブルを見越してたのか、仕事を終えたおっちゃんがホテルまで迎えに来てくれました。

実は、前日に作曲家の糸川玲子さんとは「自由席だから、できるだけ早めに行って良い席を取ろう!」「ライブ会場まで行ける?」「青山ベルコモンズで待ち合わせて、一緒に行こう!」なんて約束してたんで、その待ち合わせ場所におっちゃんも一緒に行くことに…無事に待ち合わせ場所で合流した糸川さんは「旭さんが来るなんて、聞いてないよ〜!」って感じでビックリしてましたが、そのままゾロゾロとライブ会場へ…。夜7時半からのライブなのに、6時ごろにはもう会場に着いてましたよ。そしたら、さすがに早すぎたようで、まだ受付の準備(机を出してきたり、ライブ後のサイン会用のCDを並べたり…)をしようとしてるところだったので、それをのんびり眺めながら雑談を楽しんでました。

すると、そこへマサさんが現れて、糸川さんと2人で「あらま〜!」って感じでビックリ&歓声を上げてしまいました〜。まさか、こんなところでマサさんに会えるとは…私は、糸川さんが先に大谷さんに連絡してくれてて私の分のチケットも確保してくれてたんですが、マサさんは何の予約もしてなかったそうで、当日券を狙って早めに来たようです(^.^)b


で、マサさんも加わって更に雑談に花を咲かせてたら、今度はそこへ何と大谷さんご本人が来られたんです〜!

何だろう…タバコでも吸おうと思ったのかなあ。それとも、外の空気を吸いに出てこられたのかなあ…とにかく、突然のことで緊張と感激で頭が真っ白になって、覚えてません(;^_^A

でも、そのわりには、しっかりと記念写真まで撮らせていただきました〜。これが、そのうちの1枚です♪


そのまま大谷さんはどこかへ行ってしまったんですが、今度はそうした記念撮影の様子を遠くで見てらした(?)今回のライブのプロデューサーさんっぽい方が近づいてこられて、おっちゃんやマサさんに「大谷さんのお知り合いですか?」って聞いたんです。すると、おっちゃんたちは「ああ、いつも一緒に録音の仕事をしてるっていうか…演奏させてもらってるっていうか…ミュージシャンです」って感じで答えてたように思うんですが、その「ミュージシャンです」っていう自己紹介の仕方が私にはとても新鮮で、心の中で「徳島みたいな田舎では、絶対にこんな光景はありえんな…」なんて思ってました(^^ゞ

さて、早くから並んだおかげで無事にいい席がゲットでき(何と、大谷さんのピアノの真ん前!)そこに、今回の上京のキッカケを作ってくれたインペク屋さんの張替さんやそのお友達、さらにはベルベットラインの太田さんまでいらして、何だかすごい席になりました(^^ゞ

で、各自で好きなドリンクを注文して、ライブの始まりを今か今かと待ってるところですo(^-^)o

とはいえ、何かもう始まるまでに私はかなりお酒が回ってたような気がします…。


いざライブが始まってヴォーカルの愛華さんが歌い出したその声は、どこか伊藤由奈に似てるようにも思ったんですが、独特の声に独特の歌いまわし…で、会場いっぱいに不思議な空気が広がっていきました。大谷さんも、ピアノを弾きながら右手と右足はパーカッションを操作するなどして、何だか曲芸のようなことをやってましたよ。

その後、ヴァイオリン(室屋光一郎さん)やベース(谷 源昌さん)も加わって、また更に音楽に幅が出てきて、ライブはますます盛り上がりを見せて…って感じだったんですが、このころから私はどうやら夢の中へ…大谷さん&愛華さん、ほんとにゴメンなさい(>_<)

何か、飲んでも飲んでも、気がつくとまたグラスにワインがいっぱい注がれてて、それでも自分では少しずつコントロールしながら飲んでたつもりだったんですが、やられちゃいました…途中の休憩時間にいつもレポでお世話になってるイマジンのマサルさん(大谷さんのマネージャーさん)にもお会いしてご挨拶したんですが、それもどこか遠くの出来事のような…ああ、あまりの嬉しさと興奮で舞い上がりすぎて、ちょっとハメを外しすぎましたです。反省(-_-;)

あとで糸川さんやマサさんが「まあ、気持ちよく眠れるくらい良い音楽だったってことだよね〜!」なんて慰めてくださったんで、そういうことにしてもらおっかな…(;^_^A


おっちゃんと糸川さんにもいい感じでお酒も回ってきて、ゆるゆるのいい表情です♪

…で、この写真にマウスを乗せると、今度はマサさんと糸川さんのゆるゆるな写真になりますよ(^.^)b

マサさんのこんな表情って、そう見ることはないかも…?(^◇^;)


ところで、私にとっての今回のライブは、何もかもがとても目新しくて、まさに「おのぼり」状態だったんです。大谷さんのピアノを弾きながらパーカッションっていう芸当や愛華さんの祈るような表情で歌う姿、あんな間近で見るヴァイオリン演奏、そもそもお酒を飲みながら聴く音楽、演奏の最中に好き勝手に席を立ってトイレに行ったり、お酒を注文しに行ったりするその空気…そんなの全てが珍しくて色んなところをキョロキョロ見てたら、あとでマサさんに「音楽の聴き方が一般人って感じだったよ〜!」って言われました。もちろん、けなしてるとか、バカにしてるっていうことじゃなく、実際に音楽をやってる糸川さんやおっちゃんたちとは、明らかに聴きどころ、目のつけどころが違うってことですね♪

さて、ここで、張替さんに聞いたこの日のライブの感想を載せてみましょう(^.^)b

今回で『枕草子ライブ』を聴いたのは3回目なのですが、こんなに個性の固まりのような音楽は他にはないと思います。枠にとらわれない大谷さんの音楽、一度聴いたら忘れる事の出来ない愛華さんの歌声。毎回新しい響きを届けてくれるライブの時間は本当に貴重で、聴いている私たちをどこか違う次元の世界へ連れていってくれます。

私が思う『枕草子』オススメの見方&聴き方は、初めてのライブはステージからちょっと離れたところで音楽を堪能することです。枕草子の世界を遠くから眺める感じで。2回目からはちょっと前の方で、歌っている愛華さんの表情や、大谷さんのピアノパフォーマンス、ゲストミュージシャンさんたちとのライブ感溢れる空気などを間近で感じたら楽しいと思います。そして更におススメは、大谷さんの近くの席です!大谷さんはピアノを弾きながら同時にたくさんのパーカッションを演奏します。普段スタジオでは見ることの出来ない素晴らしい演奏は、まるでサーカスです!必見です!それに毎回大谷さんのピアノソロ(しかも即興演奏)が聴けます!

そんなわけで毎回ライブに行かないと気がすまなくなってしまいました。すっかり枕草子にやられてしまっています…(^^;

続いては、おっちゃんの感想です(^.^)b

大谷さんとは長いお付き合いになりますが、会う時はほとんどスタジオなので、こうしてプレイヤーとしてステージに乗っかっている大谷さんに接するのはとても新鮮な感じがしました。音楽は、クラシックでも、ジャズでロックでもなく、さらにもっともっと色んな要素が渾然一体となった、いわばジャンルを超越したものが結晶した、不思議な世界観がありました。色んな音楽に等しく接して吸収してきた大谷さんならではの音楽といえるかと思います。

即興でありながら、緻密なメロディーライン…アドリブかと思ったら実はバイオリンがユニゾンでやっていて「あ、書き譜なんだ!」と気が付いて驚いたかと思えば、ぼんやり聴いてると書き譜とアドリブの境界が分からない時があったりして、そんな意味でも面白かったです。

バスドラを踏みながらビアのを弾く…というのを初めて見た気がしますが、さらに小物パーカッションを鳴らすなど、大谷さんは一人三役の楽しいワザも見せてくれて、本当に楽しかったです。普通、ボーカルが入ると、楽器が歌の伴奏をしているという感じになりがちですが、この日の演奏は歌もバイオリンも対等にモノを言っているという印象を受けました。

このあと、もしかしたらまだあと1人か2人からコメントがいただけるかもしれないんですが、そのときはまた追い追いアップしていきますね♪


こちらは、無事にライブを終えられて、今度はファンの方たちとのサイン会をしてらっしゃる、大谷さんとヴォーカルの愛華さんです♪

大谷さんのブログにも「あ〜終わってしまったなぁ・・・というか、もっとやりたいなぁー!!!というのが正直な気持ちです」って書かれてましたが、そんな気持ちがよく表れてる、ホッとしてるんだけど、でもまだ…っていう、いい写真でしょ?(*^-^*)


こんな感じで最後に大谷さんにご挨拶して、11時半すぎにはライブ会場を後にしたと思います。糸川さんやマサさんとはこれでお別れなんですが(途中で寝ちゃったもんだから、ほとんど話せてないよ〜!)、おっちゃんとインペクの張替さんとは翌日も会うことになってたので、そんな約束も再確認しながら帰路につきました。まあ、その翌日のお話は、また別レポで…。

 

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