田中公平さん・作家生活30周年記念コンサート

 

 

 

2009年11月1日。東京の新宿厚生年金会館で、作曲家・田中公平さんの作家生活30周年記念コンサートが行われました。このコンサートの企画が持ち上がったのは2008年の秋ごろだと思うんですが、思えばそれから本番までの1年の間に公平さんのWEB環境(?)は大きく飛躍しましたね♪

もともとイマジンのHPのほかにSSKさんが運営する素敵な公認ファンサイトがありましたが、2009年4月にはご自身でブログを立ち上げられました。これらのおかげで私たち一般のファンは随分と公平さんとの距離が縮まり、こうしたコンサートに向けて色んな情報を収集できたり、思いを馳せたり、質問や要望を公平さんにお伝えすることができるようになりました。これはほんとに嬉しいことですよね(^o^)

さて、そうしてファンの気持ちが最高潮になったところで行われた記念コンサートに、私もお友達のえなちゃん(ヴァイオリンのマサさんのオリジナル謎なぞの2代目チャンピオン)と行ってきました。今回、チケットを取るのに徹夜して並ばれたり、ご家族やお友達と手分けして電話をかけられたりするなど大変な苦労をされた方が多いそうですが、私のチケット取得に関しては前にブログのこちらに書いた通りです。でも、今にして思えば、何故これほどまでに争奪戦になるのかというのがよく分かります。それほどの価値がある、すごいコンサートだったんです…って、いきなり最初から結論を書いちゃダメですよね(^^ゞ


午前中からやってたリハが少し押したので開場も遅れましたが、特に着席などには問題なかったようです。

で、4時を数分すぎたころに鳴ったブザーのあと、かわいらしい子供の声で「ご来場のお客さまにお願い申し上げます。携帯電話の電源は…」みたいな感じで場内アナウンスが流れたんです。

とてもハッキリした聞き取りやすい発音で、しかも噛みもせず上手に読んでることに感心しながらも、私の中には「これは、もしや…!?」なんて思ってたことがありました。


まあ、それはともかく、その子が「スタンダップがOKなのはゲキテイと勇者王誕生と…」なんて言い出したら、会場中に爆笑の渦が起こりました。こういう雰囲気、何かいいですね〜。そうしてるうちに、最初に私の中でピンと来たことが現実となったんです。もうお知らせも終盤に差しかかったころ、その場内アナウンスをしてる子が「僕の父、田中公平の…」って言ったんです。私は「やっぱり!」って思いましたが、それと同時に会場では「うおぉ〜っ!」みたいな歓声と拍手が上がりました。そして、最後に「ごゆっくりお楽しみください」みたいなことを言うと、あたたかくて大きな拍手が起こりました。こうして、ついに30周年記念コンサートが幕明けたわけです。

さあ、何が始まるのかな…とドキドキしてると聴こえてきたのは、何とドラゴンボールのOP。いま放送されてるリメイク版はたまにしか見ることができないんですが、1986年当時は毎週ほんとに楽しみに見てました。だからもう、思わず「うわぁ!」と声を上げそうになりましたよ〜。その、今回のコンサートにも出演されてる影山ヒロノブさんの熱く激しい歌声とともに、ステージ上に設置された大きなスクリーンに「公平さんのお仕事年表」のようなものが年を追って映し出されました。そうしてドラゴンボールのOPがフェイドアウトしたかと思うと、次にその年表の中のいくつかがピックアップされて、順に会場に音楽が流れるんです。

どの曲のときにも「わあ!」とか「おっ!」なんて声とともに拍手が起こってたんですが、中でも「トップをねらえ!」「サクラ大戦」「勇者王ガオガイガー」あたりのときには特に「うおぉぉ〜!」って声と大きな大きな拍手が起こってました。私はこういうコンサートは初めてなんで少しビックリしましたが、なかなかいいものですね〜。うん、会場が1つになってるって感じ。あ、2006年にも公平さんの「田中公平 サクラを歌う 弾き語りのコンサート」にお邪魔しましたが、そのときの盛り上がりとはまたちょっと雰囲気が違うんです。ちなみに、私は皆さんとはちょっとズレてて「かいけつゾロリ」なんかに強く反応してました(^^ゞ


こちらはコンサートのパンフレットです。写真にマウスを乗せると、裏表紙になりますよ〜。この日の大まかな流れを書いたブログ記事の中でも少し触れましたが、1時間ちょっと並んで無事にゲットすることができた代物です。ページの数え方がイマイチ分かりませんが、表紙を除くと16ページってところかな?

出演される声優さんたちから公平さんへのお祝いメッセージが全て顔写真つきで掲載されてたり、前に公平さんのブログで予告されてたスペシャル対談(お相手は平原綾香さんでした!)が4ページもに渡って掲載されてたり…と、とにかく濃い内容となってます。

ただ…チョー個人的な欲を言えば、おっちゃんやマサさんたちミュージシャンも小さくでもいいから、写真つきで載ってたら良かったなあと…あるページの下の方にチラッと書かれてるだけだったんです(^^ゞ

あと、事前に松尾早人さん・宮崎慎二さん・浜口史郎さんから「僕も編曲で参加してるよ」って聞いてたんで、誰がどの曲をアレンジしたか…なんてのが載ってると、違った方向からの聴き方もできたかなあって感じです。事前にお三方に、それぞれ担当された曲名を聞いとけば良かったなあ(;^_^A


さて、コンサートの第一幕は「サクラ大戦」です。実は私は「サクラ大戦」に関しては劇伴のCDばかり持ってて、歌の方は持ってなかったんです。第二幕でやる「ワンピース」の方は色々と持ってるんですけどね。だから「何が何だか分からないままに終わっちゃったらどうしよう…」なんて不安があったんですが、親しくさせてもらってる山の人さんがコンサート直前にコンサートで歌われる曲をご自身のブログで詳しく解説してくださってたり、その山の人さんが「いい曲ばかりだから大丈夫」と背中を押してくれたんで心強かったです。

で、そのお話の通り、ほんとに耳に心地よく馴染むメロディーばかりで、初めて聴く曲でも十分に楽しめました。ステージにあるスクリーンには歌詞も出してくださってましたしね。パンフレットには「たくさんの人々に長く愛される歌曲を作曲してみたい」という公平さんのコメントが載っていましたが、ほんとにもう「ああ、これのことか!」と思うくらい素敵な曲ばかりでしたよ。演奏時間が約20分という「歌謡ショウメドレー」は圧巻でした。あ、このメドレーでは、皆さんそれぞれに思い入れのある曲のときに「おおっ!」なんて言うんで、多少の大小はあっても、曲の間ずっと歓声が上がりっぱなしでした(*^-^*)

あ、こんな私ですが「ゲキテイ」はちゃんと知ってますし、歌詞もバッチリでガンガンに歌えます。ふと気がつけば口ずさんでることもあるくらい、好きな歌です。この「気がつけば知らない間に口ずさんでる」ってくらい耳に、そして体に馴染みやすいメロディーこそが公平さんの歌曲の魅力かもしれませんね♪

その「ゲキテイ」ですが、最初にお許しが出てたように、イントロが始まるすぐ皆さんがその場で立ち上がりはじめました。私の席からは1階席の前の方2列くらいしか見えなかったんですが、あとでヴァイオリンのタジタジさんや城戸さんに聞くと、1階席は全員が立ってたそうです。2階席も何人か立ってたんですが、係りの人が回ってきて「危ないから…」と座るよう促してました。確かに、あの会場の2階席はけっこう恐いものがあります(;^_^A

そういえば、打ち上げのときに城戸さんに「1階はすごかったのに、2階は随分と大人しかったね」なんて言われたんで「いやいや、係りの人に座るように言われてましたよ」って言ったら「なるほど〜!」って納得してましたっけ…って、話が飛びまくってすみませんm(__)m

とにかく、1階は全員が…そして2階は座ってはいるものの、あちこちで振りつけ付きで大熱唱してました。これはほんとに鳥肌が立つような感激で、何だろう…私はあの会場の渦みたいなものを体の奥まで染み渡らせるかのように、小さく口ずさんでる合間にときどき深呼吸しながら聴いてたのを思い出します。


こうして帝都組が終わったあとは巴里組が、そしてそのあとは紐育組が4〜6曲ほど披露してくれました。

巴里組ではこのコンサートが初演という新曲も披露され(12月のイベントで歌われる曲だとか…)、会場は大いに盛り上がっていました。

公平さんからは「まだ曲のタイトルが決まってない」なんていうお茶目な発言もありましたしね(^^ゞ

写真はおっちゃんが撮ったリハーサルのときの写真です。とても華やかで豪華な演出でしょ〜?


紐育組の歌う「地上の戦士」を最後に第一幕が幕を下ろし、約20分の休憩となりました。そのときに時計を見てみると、確か18時10分か15分だったと思います。つまり、始まってから2時間は経ってるってことですよね。でも、全然そんな感じがしなかったです。色とりどりのステージに愛らしく舞う声優さんたち、それにバックバンドの中にいる顔見知りの方々の様子に見入ってたら、時間なんか忘れちゃってましたね〜。

そうそう、ヴァイオリンのマサさんはご自身のブログのこの日の記事に「水分を控えめに…始まる前にちゃんとおしっこを済ませておいた方が〜…?」なんて書いてたんで、あとで「マサさん自身は大丈夫だったの?」と聞くと、即座に「いや…開演前にビール飲んだからヤバかった。休憩になった途端にトイレに走ったよ(@_@;)」なんて言ってました。リハが全て終わったあと本番まで30〜40分しかなくて、その間に食事と着替えを慌しくしたはずなんですが、そんな合間にもしっかりビールを飲んでるところがマサさんらしいですよね(^◇^;)

…あ、書き忘れてましたが、この第一幕の中で出演されてる皆さんから口々に公平さんに向かって「30周年おめでとうございます」って言われてるのに対して公平さんは「実は…20周年記念コンサートを2000年にやって今年は…だから、ほんとは29周年コンサートなんだよね〜!」なんて言ったんです。もう会場からは「えぇ〜!」と「わははは!」とが入り混じった声があふれ、私とえなちゃんは「こ…公平さ〜ん…(;^_^A」って感じでした。

何でも、どうしてもこの厚生年金会館でやりたいと思ってたところ、ひょっこり会場が押さえられたんで…とのことでしたが、思わず「そんなんでええんか〜!」とツッコミを入れたい私。きっと会場中にもそんな空気が満ちてたのを感じたんでしょう。公平さんは「でもまあ、祝い事は前倒しにした方がいいって言うしね」ですって〜。もう公平さんのこのノリ、大好きです♪

さて、第二幕は「オーバーマンキングゲイナー」や「ゲートキーパーズ」それに「ワンピース」など、バラエティに富んだ構成となってました。影山ヒロノブさんと遠藤正明さんの歌う「勇者王誕生」はすごかったですよ〜。私はこの「勇者王誕生」が収録されてるサントラも持ってるし、今までに何度もテレビで聴いたことがありましたが、生の迫力はすごいです。すごすぎです。どこからあんなパワーが出るんだろう…。

あ、この曲について、公平さんと遠藤さんと影山さんの3人で「歌詞のほとんどが擬音って歌、どうなの〜?」「いや、ほんとは最初から最後まで全て擬音でって話もあったんだよ〜!」「やめてよ〜!」「この曲、難しいよ〜!」なんて会話がなされて、それにつられて会場も大笑い。楽しかったなあ(^o^)


舞台袖から見たステージの様子です。

いちばん手前はマサさんですね。画面の右奥には公平さんもしっかり写ってます♪

写真にマウスを乗せると別カットになって、タジタジさんの表情がちょっとだけ分かります(^o^)


第二幕の途中でステージの前の方にマイクが立つので何が始まるのかと思ったら、「機動武闘伝Gガンダム」の「東方不敗暁に死す!」という名シーン(ニコニコ動画が見られる方はこちらをどうぞ)を秋元羊介さんと関 智一さんが生アフレコでやってくれたんです。これが1つ目の「サプライズ」でした。

この「機動武闘伝Gガンダム」については、うちのHPに来てくれてるお友達から教えてもらって何度かネットで動画を見たんですが、すんごい熱い…熱血スポ魂ものって感じの作品なんですよね〜。公平さんの音楽も、いつもに増して熱く激しい感じです。その作品の中でも特に熱いシーンのようで、ステージ上の生アフレコはそれはそれは白熱してました。しかも、生バンドによる生劇伴ですしね(^.^)b

ところで、最近のアニメのイベントではこうした生アフレコっていうのが多いみたいですね。私も別作品のイベントでやってた生アフレコっていうのをDVDで見たことがありますが、今回こうして初めて自分の目で見ることができて「こんな感じなのかあ!」と、すごく感激しました。それと同時に、開幕からここまで何度も「もうちょっと頑張って、A席かさらに上のS席かを取ったら良かったかなあとも思いました。まあ「取ったら良かったかな」なんて気楽に言えるほど簡単にチケットは取れなかったと思いますが、私もえなちゃんもかなり視力が悪いんで、ステージまでの距離がほんとにもどかしかったです(>_<)

このあと、アニメ「ゲートキーパーズ」の中から「今日から明日へ」や「明日の笑顔のために」が松澤由美さんによって軽やかに歌われ、さらには「武装錬金」から「キミがくれるPOWER」を福山芳樹さんが熱く歌って楽しませてくれたんですが、私としてはそのあとに同じ福山さんが歌われた「キングゲイナーオーバー」が特に楽しかったかなあ。もちろん「武装錬金」もときどきオンエアを見てたんでOPには耳馴染みがあるんですが、やっぱりあの「キングゲイナー」のパワーがね♪

そうして元気いっぱいのステージのあとは、石田耀子さんが「ああっ、女神さまっ」から「幸せのいろ」と「Open Your Mind」を歌ってくださったんですが、この方ほんとに歌が上手ですね〜。いや、ほかの声優さんたちもすごく上手いんですが、この方は特にって感じです。そういえば、前にスタジオ関係者さんに伺ったんですが、特に専門的なレッスンは受けられてないとか…だとしたら、ほんとにすごいです。私が持ってる「劇場版 ああっ、女神さまっ」のCDには入ってないんで、今回こうして聴けて嬉しかったです(^o^)


あんまり文字ばっかり続くと読むのが大変だと思うんで、挿絵として手元にあったCDの写真なんぞを(^^ゞ

このほか、サクラ大戦に関しては劇場版「サクラ大戦 活動写真」はチョーお気に入りの1枚なんですが、実は「サクラ大戦」の映像として見たのは、その劇場版だけなんです…我が家にはゲーム機もDSしかないですしね。

こんな感じでCDは持ってても映像はあまり見たことがないっていうのが多いんで、当然キャラの種類も物語の筋もあまり分かりません。でも、今回のコンサートで「これではあかん」って思いましたねえ。我が家から最寄のレンタル屋さん、まずは「サクラ大戦」のDVDを置いてくれぇ〜!(>_<)


さて、もう1つの「サプライズ」は、公平さんの作られた「つばさ」を菅野よう子さんのピアノ伴奏で公平さんが歌うっていう、もう驚きと感動で声も出ないくらいのサプライズです。今まで公平さんご自身がピアノを弾いてたのに、突然スッとピアノの前に立って、それと入れ替わりにピアノのところに誰かが座ったんで「あら、いつもは弾き語りなのに、珍しく立って歌うんやなあ」なんて思ってたんです。

で、公平さんご自身も歌に集中できてるせいか、弾き語りのときより更にのびのびした感じで歌ってるし(注:決してピアノを弾きながらでは歌が固いってわけではありませんよ〜!)、とにかくピアノが最初からすごく上手で「これは歌いやすいだろうなあ」なんて思ってたら、曲の間奏のときに公平さんが「伴奏は本日のスペシャルゲスト、菅野よう子さんです!」なんておっしゃるじゃないですか〜。まさか、まさか菅野さんだとは…。ほんと、ビックリでした(@_@;)

私の周りにも熱狂的な菅野さんファンがいて、よく「いかに菅野さんが素晴らしいか」なんて話を聞かせてくれてて私も随分と感化されてたんですが、今回は菅野さんの魅力を身を持って感じることができて幸せでした(T_T)


こちらは、その「つばさ」を歌ってるときの公平さんです。

もちろん、リハのときのものですよ(^.^)b

マサさんが打ち上げのときに私に「だからぁ〜俺は‘ヴァイオリンの曲をちょっとフルートに回せよ〜!’って言ってたんだよ〜。おっちゃん、ほんとにヒマそうだったんだもん!」なんて言うくらい本当にヒマがあったのかどうかは定かではありませんが、こうして色んな写真を撮ってきてくれてました♪


この、菅野さんの演奏については、会場にいらしてた作曲家さんたちも口々に「やっぱり上手いよね〜!」「いやもうタッチが違うよね!」「あれこそピアノが歌ってるって感じだよね!」って話してましたし、マサさんの隣でヴァイオリンを弾いてたタジタジさんも「僕はねえ…もうあの菅野さんの素晴らしすぎるピアノと、それを聴きながら陶酔したような表情で歌う公平さんが見られて、ほんとにもうミュージシャン人生最高の瞬間だったよ」みたいに興奮気味に話してました。

この菅野さん登場に関しては、ちょっとしたこぼれ話(…ってほどでもない)を前にブログにも書いてあります。合わせてこちらも読んでみてくださいね♪

こうして、いよいよコンサートはクライマックスへ向かいます。まずは「ワンピース」のOP「ウィーアー!」を、きだたにひろしさんが熱唱。毎週毎週テレビでアニメの映像とともに聴いてた音楽が、目の前で人が歌ってるって、何だか不思議な気分ですね〜。でも、テレビから聴こえてくる声と同じ声なんで(当たり前ですが(^^ゞ)これまたすごく興奮します♪

このあと、ワンピースに出演されてる声優さんたちが各キャラクターのコスプレをして「麦わら海賊団」として登場。そのコスプレの様子がとっても華やかで素敵でしたし、皆さんどこかご自身が演じられてるキャラに似てるような気がしましたよ。中でも、フランキー役の矢尾一樹さんのコスプレが最高だったなあ。白地に赤い丸かハート柄がついたようなパンツ1枚だったんですよ。あ、上半身は黄色のシャツを軽く羽織ってましたが、それでもね…。あ、矢尾さんって、私が公平さんの音楽を意識するキッカケになったOVA「バスタード」の主役を演じられてた方なんですよ〜。

とにかく、その麦わら海賊団のコスプレの様子は、ウソップ役の山口勝平さんのブログのこちらこちらに写真がアップされています。ぜひ見てみてくださいね♪

で、このメンバー+公平さんで「A THOUSAND DREAMERS」「ビンクスの酒」「Family」を歌ってくれたんですが、それはそれは楽しそうに体をぴょんぴょん跳ねさせてみたり、くるくる回ってみたり…もう自然と顔がほころぶようなステージでした。また、曲の合間に公平さん自らそれぞれのキャラにインタビューをするんですが、それがまた掛け合い漫才みたいでおかしいんです。さすがは大阪人の公平さんって感じでしょうか(^^ゞ


これもリハーサルのときのものですが、ワンピースのリハではないような…?

あ、このレポとは別にアップしてる「中継車見学レポ」の中ではほんのかすかに…ですが、ワンピースのリハーサル風景の画像が見えますよ。

そのレポにも今回のコンサートを別の視点から捉えた情報がいっぱいですので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね(^.^)b


そして、公平さんの「これで最後だからね」のひと言と一緒に始まった最後のプログラムは、今回のコンサートに出演された全員による大合唱での「虹色」でした。この「虹色」は2009年10月に発売された公平さんの「ココロネSong 2nd」の1曲目に収録されてる曲で、私にとっては大阪でのセカンドライヴで初めて聴いて、公平さんや会場の皆さんと歌った思い出深い曲です。あ、この曲の歌詞が生まれたときのエピソードは、作詞をされたASUKAさんのブログに綴られてます。歌に込められた思いやエネルギーが感じ取れるような素敵な内容の記事ですので、ぜひこちらこちらを読んでみてくださいね。

歌い終わったあと、公平さんが「これでもう曲ないから…もう疲れた」なんてボソッとつぶやいて会場を沸かせましたが、ほんとにこれで終わりでした。何か、ちょっと寂しい…最後にマイクを外して生の声で「ありがとうございました」と言って深々と会場に頭を下げた公平さんにグッときました(>_<)

時間を見ると、20時25分くらいだったかなあ…途中の20分の休憩を除いても、まるまる4時間以上ものコンサートです。この時間だけ聞くとギョッとする方もいるでしょうけど、実際にはそれほど時間が経ったようには思いませんでした。だからこそ余計に思うのかもしれませんが、もうちょっと時間が許すのなら、おっちゃんやマサさんたち、それからVOJAの皆さんなど、バックバンドのメンバー紹介なんかもしてほしかったなあ…なんて思ってみたりしてました。んでも、これをやってると4時間半とかになっちゃうんでしょうねえ…マサさんのトイレが心配です(^◇^;)

 

では、最後にコンサートを客席で鑑賞されてた作曲家の宮崎慎二さんとエンジニアの吉田俊之さんと神前 暁さんからコメントをいただいたので、ご紹介しますね(^.^)b

 

まずは宮崎さんから…

公平さんお疲れさまでしたね。スゴいコンサートでした。
ただ「長いよー!」
でもファンの皆さんにとっては美味しくて、満腹で、しかも別腹まで!

会場を後にしても感激がさめやらず「本当に来てよかった!」と、ほっぺたを紅潮させて話あう女性ファンのグループや 放心状態で (傘もささず)駅に向かう中年男性ファンを目のあたりにすると公平さんはじめ、それぞれのアーティストやミュージシャンは大変な(大切な)仕事をしたんだなー!とつくづく感じ入った次第です。あと、MCが最高でした! (こども店長、恐るるにたらず)

 

続いて、吉田さんからは…

小さな事務所のたった数名のスタッフで、よくもまぁこんなスケールの大きいコンサートが出来たものだと廻りをサポートして居られた多くの皆さんの御労力に頭が下がりました。公平さんの力って、、図り知れませんよね。

 

続いて、神前さんからは…

心の師である公平先生の曲を、豪華編成の生オケと豪華ゲストの歌で堪能することができて、とても幸せな時間でした。不勉強ながら知らない曲もあったのですが、初めて聴いてもスッと入ってきて気持ちよく盛り上がれる「公平メロディ」の力に、改めて感服しました。

惜しむべくは、仕事の都合で第一部サクラステージが途中からしか観れなかったことでしょうか…(特に生御旗!)DVD が出るそうなので、そちらを心待ちにしています。


…以上です♪


ほんっと、すごい体験をさせていただきました。すごいメンバー、すごい内容、すごい盛り上がり…と、奇跡の連続のようなコンサートでした。あ、今にして思うと、チケットが無事に買えたことからもう奇跡が始まってたんですね〜。奇跡がいっぱいの素晴らしい瞬間に立ち会えたこと、心から良かったなあって思います。この日のことを絶対に忘れません。

公平さん、30周年(29周年?)ほんとにおめでとうございます。これからももっともっと熱くパワフルに頑張ってくださ〜いo(^-^)o

 

2009年11月15日


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