糸川玲子さんが語る おっちゃんの笛の音

 

旭さんの音色って、ホントに柔らかくて暖かいです。そのままお人柄が表れているのでしょうね・・

フルートは優美で美しく、あるときは切なくセンチで思いきり泣かせてくれるし、サスペンスなんかでオドロオドロしい曲では豹変して、迫力満点で力強く切り込んできてくれます。

リコーダーでの演奏を聴いていると、なんだかいつも、小さいころ住んでいた町を想い出してしまうんです。それも夕方の風景・・あちこちの家から晩ご飯の仕度の匂いなんかが漂ってきて、懐かしくて、トリップしてしまうんです。

そしてそしてパンパイプ。
とても、繊細で透明感があるんですよね。『あれ〜こんなズボラな私が、こんな哀愁のあるメロディ書いたのかしら・・』みたいな!

篠笛では、イッキに和の風情が漂います。(日本酒飲みたい・・みたいな?コラ!)

いつも家の仕事部屋で、『こんな貧弱な楽譜で現場に行って大丈夫だろうか〜〜?』と怯えていますが、もちろん笛に限らず生演奏の力というのは、本当に素晴らしく、演奏家の皆様のおかげで何十倍も私の曲を良くして下さり感謝に堪えませんが、旭さんの手(唇?)にかかれば、ホントに魔法をかけられたように世界観が拡がります。

何でもござれってカンジで、いつも涼しいお顔でサラっと吹いておられるようですが、たまに、『実はパンパイプ、メチャクチャ大変やった〜〜』という後日談がポポさん経由で入って来たりして・・・『あらぁ〜〜それは悪いコトしちゃった。自分の勉強不足を棚に上げて、旭さんなら何を書いてってもオッケー!(音域さえあれば?)』って持って行ってしまって。でも実際、何を書いても大丈夫なんですもの。。

もし、たま〜〜に現場で四苦八苦なさるようなコトでもあれば、きっとお疲れビールが更に美味しくなるでしょう。。こんな私でもお役に立てるコトがあってよかったわぁ〜〜??

とにかく、私たちアレンジャーに、必要不可欠の旭大明神さま。
いつまでもお元気で、これからもよろしくお願い致します〜〜

 

糸川玲子さん

桐朋学園大学作曲理論学科卒業・同研究科修了後、オリジナル曲の発表、楽譜出版、ドラマ、舞台、ドキュメンタリー番組の作曲&アレンジ&演奏などなど、多方面で活躍中の笑顔が素敵な作曲家さんです。

NTV「火曜サスペンス劇場」の音楽をレギュラーで担当されているほか、2004年10月26日にオンエアされた日本テレビ「たったひとつのたからもの」というダウン症児のわずか6年の人生を描いたドラマの音楽が好評を博してらっしゃいます。

また、2005年3月に放送されたNTV「ウーマンズビート」の「溺れる人(篠原涼子主演)」の音楽も担当されましたが、このドラマは放送文化基金賞を受賞しました。

このほか、 ご趣味である登山を活かし、アウトドア雑誌「ヤマケイJOY」に取材記事を掲載されたりもしています。

詳しくは、ぜひ↓の糸川さんのサイトを覗いてみてくださいね♪

糸川玲子さんのHPへ

 

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