田中公平さん・第3回トークライブの打ち上げ

 


2010年9月26日、別ページでレポートした「田中公平さん・第3回トークライブ」のあと、公平さんとマサさんとピアニート公爵さん、それに松尾早人さんとタジタジこと田尻 順さんと私の6人で、公平さんの行きつけのレストランに行きました。

実は当初の予定では、ライブ会場のあった高円寺かどこかの日曜日の夜遅くでも開いてるお店にしようってことだったんです。でも、前日になってマサさん経由で公平さんからの「もし良かったら、私の行きつけの六本木のお店に行きたいんだけど…」というメールをもらったんで、それをそのとき一緒にいた松尾さんにも見せて「問題ない?」「うん、全然!」ってことで、お任せすることにしました。

そのときに松尾さんが「すっごく暗いお店だよ」ってチラッと言ってたような気がするんですが、それにしたって当日そのお店に入る直前に松尾さんがLEDのペンライトみたいなのを出してきたときには「何それ?そんなん何に使うん?」って笑ってしまいました。でも、松尾さんは平然と「いや、これでメニューを見るんだよ」って言うんで「また大げさな…」と思ってたら、いやほんと暗かったです。照明を落としてるとか、そんなレベルじゃない…ほんと、わずかなロウソクの光があるだけの真っ暗な店内。でも、それがまたすごくいい雰囲気なんですよ〜!

お店の名前は「イルムリーノ ニューヨーク」です♪
店内に入って手荷物を預けると、誘導されるまま席へ…。いやもう「え…こんなとこジーパンで来てええの?」「あら、これは何を飾っとるんだろう?」「うわ…ちょ、ちょっと待って〜!」ってな感じで、私すっごい挙動不審だったと思います(^^ゞ

で、まず席についたらウェイターさん(そんな呼び方でいいの?)がパルメジャーノチーズを大きな固まりから各自のお皿に切り分けてくれました。そのあと出てきたシャンパンは「テタンジェコレクション(フランス)」というもので、すごく飲みやすかったです。

そのほかのメニューも全て公平さんが皆の分まで選んでくださったんで、正直ホッとしました。あんなところで難しい名前のメニューを見せられて好みを聞かれても、何も答えれませんもんね。あ、でも、そんなわけで松尾さんのペンライトの出番はありませんでした(^O^)


テーブルの様子。
たくさんグラスが並んでて綺麗でしょ〜?

1人につき、3つか4つずつグラスが出てました。
写真にマウスを乗せると別カットになりますが、そこに映ってる…え〜っと、あのグラスに入ってるのは何て言うんだろう。

とにかく、居酒屋でいう「つきだし」みたいなものまで、どれもこれもがお洒落なんです。そして、ほんと幻想的なんです。


ちなみに、白ワインは「スタッグスリーブス ブラン 2006年(ナパヴァレー USA) 」、赤ワインは「バローロ 2002年(イタリア)」というのを出してもらい、その初めて嗅ぐ芳醇な香りに思わず「わあ、ええ匂い〜♪」って言うと、すかさず左隣の公平さんから「そこは"匂い"じゃなくて"香り"って言おうよ!」ってツッコミが入って「あはは、そうですね。香り、うん香り!」なんてその場が湧きました。そして、そのわずか1〜2分後には今度は私の右隣のタジタジさんが「これ、いい匂いだ!」って 言うもんだから、また公平さんが「だから、香りだってば!」って突っ込むという、笑いの絶えない食卓でした。あ、そのお味ですが、何ていうか…とてもやわらかい口当たりで、全員で「うわあ、これはいいね!」って言い合うくらいの素敵なものでした(*^^*)

こうして談笑してる間に出て来たのが「スカンピのリゾット」と「黒トリュフのラビオリ ペリグーソース」、そして「子羊のロティ ジュのソース」です。公平さんが「ここのスカンピは他とは比べものにならないくらい大きいんだよ!」って力説してくれてるのに、私ったら「スカンピって何だっけ…」なんて思ってるボケっぷり。スーパーに並んでる大正エビくらいしか知らなくて、お恥ずかしい限りです(;^_^A

で、その「スカンピのリゾット」がものすごくコクがあって美味しくて「やっぱりいいお店のは違うわ♪」と感激してたら、横から公平さんが「えびめし」とか言うえらく庶民的な表現をしてるんで笑っちゃったのと同時に、何かホッとしました(;^_^A

その後もトリュフなんてものを初めて食べる私に向かって「その餃子の皮みたいなの…」とか言うし、公平さんったら面白すぎです。

そうそう、私はお肉はレアでも大丈夫なんですが、松尾さんはウェルダンくらいじゃないとダメなんですって。でも、店内は真っ暗でしょ?だからもう何だかワケの分からないままに食べちゃったみたい。ほかにも思わず例のペンライトで照らして確認してから食べようかと思ったものがあったとか…いやもう、ほんとそれくらい真っ暗、まさに闇鍋状態なんです。


左の写真の下の方にお料理のお皿があるの、見えますか?

ね? ほんと何にも見えないでしょ〜?

お料理って見た目で楽しむところもあると思うので、何でこんな真っ暗なのかちょっと不思議なんですが、この雰囲気はそう味わえるものではないと思います。また、どのお料理も緊張で固まってる私の胃にもするする入って、本当に美味しかったです☆彡


あ、緊張と言えば、私だけでなくタジタジさんもかなり緊張してたんです。それは前にブログのこちらにも書きましたが、公平さんが左側から「ほら、食べて食べて♪」って勢いよく勧めてくれるのに、そのたびに私は右に向いてタジタジさんと「これ、フォーク使うの?それともスプーン?」「僕に聞かないでよ」「これ、ぜんぶ飲んでしもてもいいん?少し残しておくもんなん?」「あ…う、うん。飲んでいいと思う…よ」ってな感じのやりとりをしてました。まあ、そんな会話だけじゃなく、ちゃんとこのときにシリウス弦楽四重奏団のプログラム情報なんかも聞き出してはいたんですよ(^.^)b

ところで、ウェイターさんが赤ワインを持ってきて、その栓を抜いて各自のグラスに注いだあと、残りをピッチャーに移してたんで(…あれ?先に全部ピッチャーに移して、それから皆に注いでたっけ?)「何をやってるんですか?」って聞くと「空気に触れさせた方が香りがいいから、こうして移してます」とのことでした。ほほぉ〜。

あ、このウェイターさんがとっても気さくな方で、私のそんな恥ずかしい質問にも優しく答えてくれるのはもちろん、公平さんとはまるで友達…っていうか、会社の仲のいい先輩と後輩くらいの雰囲気で話して、それもまたいいなあと思いました(^O^)

で、あのピッチャーに移したワインってどうしたっけ…誰かグラスのを空けて、おかわりして飲んでたっけ?酔ってるし、緊張もしてるし、何かもう記憶がかなり曖昧です。でも、残ったままだとしたら、もったいないことしたなあ…。

こうして食事が終わったところで「デザート」って言葉が聞こえてきたかと思うと、なぜか席を立つように言われて、そのまま押し流されるようにして別の部屋に移動しました。


その…デザートルームって言うんですかね?

移動した先のお部屋の窓からは、写真のように六本木ヒルズが見えてました。オレンジっぽい光が写り込んでますが、照明の加減でそうなっただけで、決して怪しいものじゃないですよ〜!

いや、それにしても、何か言われるままに席を立ってこのお部屋に移動してきたんですが、もう食事をしたお席に戻らんのだったら、あと一口分だけ残ってたチーズを最後までちゃんと食べてくれば良かった…。


さて、このお部屋で何をしたかと言うと…葉巻です。

何か、あれよあれよと言う間に葉巻が出てきて、しかも私の分まで出てきて(確か"吸う?"って聞いてくれてたようにも思うんですが、記憶が…)どうしていいのか分からずオロオロ。そしたら、マサさんやタジタジさんが「火に先をつけて吹いて…そう吹いて、それから吸う!」って感じでアドバイスしてくれてました。

でも、私はと言えば「え…吸うんでなくて吹くん?」なんて更にオロオロしてたら「そう、まず吹いて、それから吸うんだよ」みたいなやりとりがあって、ようやく一段落。いやはや、お騒がせしましたm(__)m

で、葉巻って、煙を肺まで入れずに口の中で香りを楽しむんですって。でも、マサさんとタジタジさんはちょっと肺に入れてるって言ってました。まあ、お2人とも喫煙者ですしねえ。ちなみに、葉巻をいただいたのはマサさんとタジタジさん、それにピアニートさんと私の4人。公平さんと松尾さんはお酒(松尾さんはケーキだったかな?)を楽しんでました。

そうそう、私がいただいた葉巻は「ロミオとジュリエット」なんていう素敵な名前がついてたみたいです。私は肺にまでは入れてないんで苦しくもなく、何かとっても不思議な気分でした。あ、途中でマサさんと葉巻を交換して気付いたんですが、私とマサさんたち男性が吸ってたのとは随分と太さが違いました。もちろん、香りもです。公平さんが、ちゃんと私用にって選んでくれたんですって(^O^)


これは前にブログに載せたものと同じですが(ここ)、何だかいい雰囲気でしょ〜?

公平さんがすごくいい笑顔なのに、タジタジさんの悪そうな顔ときたら…(^^ゞ

写真にマウスを乗せると、さらに悪そうな顔したマサさんとタジタジさんがカッコよく葉巻を加えてるカットになります(^.^)b


確かこのあたりでピアニートさんが帰られたんですが、公平さんたちはこうしてそれぞれ1人掛けのソファでしょ?で、松尾さんと私は3人掛けのソファだったんで、松尾さんと2人で「葉巻を吸いながらあんな風に座られたら、何か私たちはボスに怒られてるヤ○ザの下っ端みたいやね」「ほんとだ…す、すみませんって感じでね」なんて笑いながら、2人で向かいの3人に頭を下げてみたりなんかしました。公平さんも「あはは、ボスみたい?」なんて笑ってましたっけ♪

このあと「せっかくだから…」と松尾さんがカメラを構えた前で私が葉巻を持ってポーズを取ると、横からマサさんやタジタジさんが「おかしい!それ、おかしいだろ!」ってツッコミを入れまくるんです。何がおかしいのかと思えば、私の構え方だとか…。くわえなくてもいいから、ちょっと口の端くらいに構えるのがいいらしいのに、私の構え方を見てたマサさんが「シャボン玉を吹いてるんじゃないんだから」って笑ってました。私、そんな変な構え方してたんですかねえ(^^ゞ

そうだ、このころになって何故って感じですが、いきなり公平さんが「ところで今日は何でタジタジがいるの?」って言い出して、タジタジさんが「え…あ、すみませ〜ん(汗)」とタジタジ。で、私が「私が声かけたんです。だってライブに1人では不安やし、松尾さんにも声かけたけど、まだその時点では来れるかどうかビミョーな返事だったんで…」って言うと「何だ、君かぁ〜!」と豪快に大笑い。いやはや、ほんと賑やかなひと時でした。


こちらはデザートの写真。
ニューヨークチーズケーキとガトーショコラとティラミスです♪

どれもすごく美味しかったんですが、特に美味しかったのがキウイの横にあるニューヨークチーズケーキ。これはもう松尾さんが「でっかい入れ物に山のように作って、それ抱えてガツガツ食べたいね!」って言ってたんですが、それに「うんうん!」と大きく首を縦に振るくらい美味しかったんです(*^^*)


あ、ライブレポに書きましたが、このときに公平さんが「いや〜ほんと今日は気持ちよかった!」を言ってたんです。2〜3度、しみじみと噛み締めるように言ってたんで「充足感と達成感でいっぱいなんだろうなあ」と、何だか嬉しく眺めてました。

こちらはお開きのちょっと前に撮った集合写真。公平さんと松尾さんはいい感じで構えてるのに、マサさんとタジタジさんは「ちょっとマサさん、顔が近いよ!」「いいの!」「いや、ダメだって!」「ん〜!」「ちょ…顔!顔ッ!」みたいなことをやってました。だから、こんな表情なんです(笑)

 

 

「せっかく東京に出てきたんだから、東京で一番オシャレなお店に行こうよ」と言って連れてきてくださった公平さん。おかげで生まれて初めての、そして一生に一度かもしれない体験をいっぱいさせていただきました。感動いっぱいのライブのあとに仲間内で過ごす気取らない濃密な時間。そこに加えていただいて、ほんとに幸せな1日でした(*^^*)

 

2010年10月23日

 

 

 

 

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