田中公平さん・ココロネSong ファーストライブ
2008年7月21日。ついに、待ちに待った田中公平さんのライブの日がやってきました。私がこのライブのお話を初めて聞いたのは、まだ桜のつぼみも固かったころだったと思います。それも「夏ごろに公平さんのライブがあるかも…?」ってだけでした。でも、それでも「よしっ、ライブを目指して上京しよう!」と心に決め、ぼちぼちと上京の準備を始めることにしました…と言っても、子供たちの預け先の確保って程度ですけどね(^^ゞ さて、21日の早朝に新宿に着いてからのことは小池さんご夫妻とのランチレポに書いたとおりですが、小池さんご夫妻と別れたあと今度はおっちゃんと合流し、インペクの張替さんと3人でライブ会場となってるSTBを目指して移動しました。 |
事前にマサさん(ヴァイオリンの篠崎正嗣さん)から「六本木駅のすぐ近くだよ」って教えてもらってたんですが、ほんとに駅から歩いてすぐでしたよ。 で、その会場の前にはこんなパネルがありました♪ ガラスが反射するんでこんな角度から撮ったんですが、これでは公平さんのお顔がよく分かりませんよね…真剣で、でも気持ち良さそうな、いいお顔してたのになあ。残念(>_<) |
さて、まずは張替さんにチケットをもらい(申し込みから購入・引取りまでお世話になったんです(^^ゞ)開場を待つことになりました。その間「せっかくだから…」と、張替さんと2人でチケットを持って記念撮影なんぞしたんですが、実はこのときの写真があとになってとても重要な意味を持つことになるんです(^.^)b …というのも、このあとスタッフの方から「チケットの○番から○番までの方〜!」って呼ばれて入ることになるんですが、そのときに何とチケットを没収されてしまったんですねえ。記念に半券を残しておきたいと思ってたのに…ショック〜!そういや2年前の「田中公平 サクラを歌う 弾き語りコンサート」のときも、チケットを持って行かれたっけか…と気づいたときにはすでに遅し。張替さんと撮った写真が唯一のチケット写真となりました。こんなことなら、もっと裏表しっかり見とくか、チケットだけアップで撮っとくんでした(>_<) そうこうしながら中に入ってみると、外観よりずっと広いホールにビックリでした。で、公平さんのマネージャーさんである當眞さんから事前に写真撮影の許可をいただいてたので、できるだけ後ろの方の席を取り、やれやれ…と一息つきました(^-^) |
それから続々と人が入ってきて、それをぼんやり眺めてたら、とつぜん目の前に…目の前に…レポの中で見たことのあるサングラスが…っ! そう、作曲家の多田彰文さんです♪ 思わず自分の目を疑って張替さんに「た…多田さん?」って確認したあと大興奮でご挨拶を済ませ、こうして記念撮影となりました(^o^) |
写真の奥から、多田さん、中村さん、張替さんです。写真にマウスを乗せると、多田さんの茶目っ気たっぷりの表情がアップになりますよ(^.^)b そうだっ、ライブの前日になってマサさんから急に「僕もライブに行くことになったから、一緒に座ろ…席、取っといて♪」なんて連絡をもらってたんで「そんなことできるんかっ!?」と思ってたら、事情を察した當眞さんが素早く動いて手配してくださいました。さすがです〜。 で、これで大体の段取りができた…というときに、私の携帯に心待ちにしていた1本の電話が入りました。その電話の主はフルートの金子奈美さんです。前々からお会いしたいと思ったんで今回の上京もお知らせしたんですが、どうも上手くタイミングが合わず「今回はダメかなあ(T_T)」と諦めかけてたところに「21日は夕方からは少し空いてるから、ライブ会場の前まで会いに行くよ♪」って言ってくださって…で、会場に到着したという電話だったわけですね(^.^)b |
こうして無事に感動のご対面を果たし…たはずなんですが、2人ともとても初めて会ったような雰囲気ではなく、まるでつい最近も会ったかのようなノリで話し始めたので、張替さんが目を丸くしてたのを思い出します(^^ゞ 実際、奈美さんとはそれほどメールを交わしてるわけでもないんですが、何か最初っから旧知の仲って感じでした(^o^) |
で、奈美さんはほんとはこのまま会場前で別れて帰る予定だったんですが、急きょ「前半だけでも観ていこうかな♪」ってことになり、私たちと同じ席へ…。あ、上の写真にマウスを乗せると、先に撮ったチケットを持っての記念写真の一部になります(^-^) |
これは、私が座っていた席のあたりの様子です♪ いちばん手前の鈴木佐江子さんがちょっと切れちゃったのが残念なんですが、皆さんとても楽しそうでしょ(^o^) あ、この鈴木佐江子さんという方は、公平さんの曲の仮歌やコーラスを歌われてるほか、様々なところで活躍してらっしゃる歌い手さんなんですよ(^.^)b で、ここでも私と奈美さんは機関銃トーク炸裂でした。それも、お互いに子供の年齢が近いこともあってか、普通に「おかあさん」としての会話で盛り上がって…周りからみたら、すっかりオバちゃんトークだったんでしょうねえ(;^_^A |
それにしても、上の写真の多田さんの変顔、おかしすぎます〜。マウスを乗せたらアップになるようにしようかなと思うくらい.…いやいや、ご本人の名誉のために(?)これくらいにしときましょう(^◇^;) まあ、こんな感じでワイワイ言ってたら、とつぜん会場の空気が変わりました。いよいよ始まるようです。この開演直前の会場の空気の変わり方・緊張感って、けっこう好きなんですよね〜。で、何か始まるのかと思ったら・・・・・・ |
会場前方に設置された大きなスクリーンに、今回のライブと同時に発売された「ココロネSongアルバム」のメイキングビデオが流されました。 同じ録音現場でも、作曲家さんとしてオケの皆さんの前で棒を振ってる姿は写真で何度か拝見してましたが、こうやってマイクに向かって歌ってる姿は、何かとても新鮮でいいですよね〜♪ |
ではここで、今回のライブのプログラムをご紹介します(^.^)b この中の「光の道」「涙枯れるまで」「花のように」の3曲は、公平さんの「ココロネSong」のHPで試聴できますが、ライブのときとは楽器の編成がかなり違うようですよ♪ あ、このライブでの編成は、ドラム(芝 典生さん)、ベース(長岡道夫さん)、ギター(千代正行さん)、サックス(平原まことさん)、コーラス(明香さん)です。ほんとに素晴らしい、また豪華なメンバーの皆さんですが、この中でも特に、長岡さん、千代さん、平原さんについては今まで何度もレポでお名前を取り上げさせていただいてる方なので、ほんとにドキドキでしたo(^-^)o |
さあ、華々しく開幕です! 正直、ライブというものに行き慣れてない私としては、もう会場の雰囲気だけで圧倒されちゃってました。 しかも、そのステージには憧れの公平さんがいるだけでなく、生で動いてる平原さんや千代さんたちがいらして…もう目の前の光景が夢なのか現実なのか区別がつきにくいような、ふわふわとした変な感じでした(;^_^A |
あ、先ほど「CDとライブとでは編成が違う」と書きましたが、実際にCDの録音現場に立ち会われた方からは今回のライブに関して「CDとはガラリとアレンジが違ってて、これもまた新鮮でいい!」というコメントをいただきました。私は残念ながら、この会場でCDを買って帰ることができなかったんですが、CD録音に参加されたミュージシャンの顔ぶれや、その方たちから聞かせていただく録音時の様子からしても、随分と雰囲気が違うんだろうなあと想像してます。それにしても、平原さんのサックスがカッコよすぎ〜!! |
歌と言えば…公平さんって「サクラ大戦」を中心にたくさんの歌を作られてますよね。劇中歌だけでなくOPやEDも。そのどれもが耳に残りやすい、つい口ずさみたくなる…というのは、公平さんの「歌が好き」ってところから来てるんだなあと強く感じた私です。 そういえば、前にどなたかが「色んな作曲家さんが色んな劇伴を書いてる中で、公平さんの音楽は特に全体的に歌っぽいっていうか、各楽器がどこかで必ずメロディを歌ってるでしょ?」みたいなことを話してましたっけ…なるほどねえ。このライブに来て、公平さんのお話を聞いて、その意味がハッキリと分かった気がします。 また、同じく公平さんのお話を聞いて、公平さんほどの歌唱力があっても「歌ってみて難しさに気づいた」なんてことがあるのかなあ…とも思ってるんですが、確かに自分がやってみて初めて気づけることというのは何事においてもありますよね。音楽の話で言うと、作曲家さんたちが自分自身で楽器に触れてみて、練習してみて、その楽器が最も美しく響く音域や、ピアノで弾くと簡単だけど、その楽器では難しい奏法なんてことに気づいて曲を書き直した…というお話もよく聞きます。だから、今でも十分に印象的なメロディを書かれる公平さんですが、もしかすると更なる変化が見られるかも…ですよo(^-^)o |
公平さんの歌声とコーラスの明香さんの声が美しくハモって、会場内に優しい風が吹き抜けるようでした♪ 公平さんの声って、やわらかいトーンで高めなんで、女性の声と一緒になると、おだやかな春の景色が見えてきそうな瞬間があるんですよね〜。 また、ASUKAさんが作られた歌詞の美しいこと…はっとさせられたり、すとんと胸の奥に落ちたり、ずんずんと心に響くいい歌詞でした(T_T) |
あ、何度目かのトークで公平さんがいきなりドナルド・ダックのモノマネを披露されたんです。ほら、あの「グワァッ、グワァッ、グワァッ…」だけで会話するヤツですね。あまりに唐突で、私はちょっと面食らっちゃいました。ところで、ドナルド・ダックのモノマネって、ただ「グワァッ」だけだと誰にでもできそうですが、あの声色・声質を真似てやるのは難しいんじゃないでしょうか…でも、見事に表現してましたよ〜。ほんと、公平さんって、いくつ引き出しがあるんでしょうか…すごいなあ。もちろん、会場中は大爆笑! で、大笑いがひと段落したところで公平さんが「では、次の曲を!(確か、アニメメドレーだったような…)」って言ってピアノの前に座られたんで、私もちょっと気持ちを切り替えて「聴く体勢」になってました。ところがっ、公平さんったら、さっきのドナルドダックのモノマネのまま歌いだすんですよ〜。また会場中から大笑いが起こったのと同時に、せっかくの聴く姿勢が思いっきり脱力モードになってしまいました。でも、このお茶目なところがまた、公平さんの魅力の1つなんですよね〜♪ プログラム最後の「僕の太陽」が終わったあとは当然アンコールの嵐です。公平さんの再登場に沸き返る場内。すごかったですよ〜。で、この日1日の全てを噛み締めるように「未来の風(…いや‘つばさ’って曲?)」を歌ってくださったんですが、途中で声がかすれて苦しそうなところもありました。でも、それでも力いっぱいに歌う姿はとても感動的でしたし、声のかすれなんかも気になりませんでしたよ〜。 こうして、全身全霊で歌い終わったあとに「ほんとはもう1曲あるんだけど、この声だからね〜!」と、その声のかすれをもジョークっぽくトークのネタにしてしまう公平さんは素敵でした。でも、お昼からのライブではアンコールが2曲だったそうなので、それは残念だったなあ(>_<) |
これは全てのプログラムを終了し、皆さんが退場していってるところです。 会場からは惜しみない大きな大きな拍手が送られ、私も力いっぱい拍手をしました(^o^) そんなときに私の向かいの席にいらした多田さんは…手を口元にやってメガホン状態にし「公平〜っ!公平〜っ!」って大声で叫んでたんですよ(^◇^;) 多田さん、最高です☆彡 |
いや〜白熱しっぱなしの素敵なライブでした。圧倒されまくりで体が妙に緊張してたのから解放されたのも束の間、実は事前に「終演後はぜひ楽屋に♪」なんていうありがたいお言葉をいただいてたので、ここからは別の緊張感が高まってきました。 マサさんが「楽屋にはね、2階のあそこからこう行くか、それか外からこう行くか…」みたいな感じで説明してくれたんですが、ほんとに行ってもいいのかなあ…とオロオロしてたら、マネージャーの當眞さんが迎えに来てくれました。ほんと、細かいところまでよく気のつく、いいマネージャーさんですよね♪ でも、やっぱり1人で行くのは心細いので、張替さんについてきてもらうことにしました。2人で當眞さんのあとをついていって、あるドアを開けると……まだ額にほんのり汗がにじんで息が荒めの公平さんがいらっしゃいました〜!\(^o^)/ |
公演終了後10分くらいの公平さんです。 1日に2回もあんな熱いライブをやってヘトヘトでしょうのに、カメラに向かって優しく笑いかけてくださいました(*^-^*) それにしても、「地に足がついてない」ってのは、このときの私のような状態を言うんでしょうねえ。体がどこかふわふわして、自分の体じゃないみたいでした(^^ゞ |
で、私の「ライブを終えて一言…を携帯動画で♪」のお願いにも応えてくださいましたので、ぜひぜひご覧ください!ちょっとハスキーな声になってるところが、今回のライブの熱さや盛り上がりを表してると思いますよ(^.^)b
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このあと公平さんからは「いつもサイト見せてもらってるけど、ほんとすごいよ!あんなサイトはほかにはないよ!ミュージシャンを愛してるんだよね!」という、ほんっとまっすぐなお褒めの言葉をいただき、あまりの感激で公平さんを直視できずに張替さんの方に目を向けてしまったばかりか、その後の何秒間かの記憶が見事にぶっ飛んでしまった私です(^^ゞ そして、何かしらのご挨拶をしたあと楽屋を出たんですが(ほんとに記憶がないんですよね…変なことを口走ってなければいいけど…)楽屋を出たあたりで平原まことさんとすれ違いました。その距離わずか10センチ…その衝撃でようやく我に返ったって感じでした。 公平さん、素晴らしいライブを、そして素敵なコメントをありがとうございました(*^^*) |
このあとは恵比寿駅で田尻さんと合流し、マサさんご一家と田尻さんとの5人で「ライブすごかったね〜!」「しっかし、あんなすごいの1日に2回は大変だよなあ…」なんて話しながら、楽しく飲みました♪ |
あ、そのときに私が「記念にチケットを取っとこうと思ったのに、緑色の座席券みたいなのと引き換えに没収されちゃって…」なんて話をすると、マサさんの奥さんが「あら…私たちは取られなかったわよ」と言って、チケットを見せてくださいました。どうやらマサさんご一家は関係者さん用のチケットだったらしくて、取られずに済んだみたいです。 |
あ、これがその関係者さん用のチケットです…が、これってイマジンさんが作ったんじゃなくて、会場であるSTB用のものみたいですね。 最初マサさんが「じゃ、これ…」ってマサさん用のチケットを私に渡そうとしてくれたんですが、奥さんが「そんなしわくちゃのは可愛そうよ…私のをあげるわ♪」と言って、結局2枚いただきました(^o^) そんなわけで、左の写真で上にある少し折り目がついてるのがマサさんのチケット、下にある綺麗なのが奥さんのチケットです(^.^)b |
どこにも公平さんのお名前もライブのタイトルもありませんが、この「’08.07.21」というスタンプが、私にとってはいい記念になりました☆彡 公平さんのこのココロネSongライブ、今度は11月に行われるそうですよ。そのうち公平さんのHPで詳しい告知があるかと思いますが、私の方でも何か分かったらお知らせしますねo(^-^)o
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