大島ミチルさんと楽屋で対談レポート

 

2006年4月23日。私は、京都コンサートホールで行われる村治佳織さんのコンサートのために、京都に向かいました。もちろん、村治さんという素敵な演奏家さんの素晴らしい音楽を生で聴けるという楽しみが1番ですが、実はこの日は大島ミチルさんともお会いするというお約束が事前にできてたんです。そんなわけで、この日の私は朝の5時くらいから目が覚めて寝付けなくなり、そのまま高鳴る胸を必死で押さえながら、京都駅着の高速バスに乗り込みました。

ところで、私は大島さんに直接お会いするのは今回で3回目になるんですが、今まではおっちゃんが一緒だったり、マサさんやタジタジさんなど弦の皆さんがいらっしゃるところだったり…と、いつも何かしらのクッションがあったんです。でも、今回は完全に2人っきり、しかも楽屋っていう閉ざされた空間での対談ってことで、数日前から「どうしよ…どうしよ…?」と、すっかり地に足がついてませんでした。普段、メールでは色んなお話をさせていただいてるんですが、やっぱりお会いするとなると…ね?(;^_^A

別ページ「スタジオ仲間から見た笛のおっちゃん」の大島さんからのコメントにもあったように、どんなときでも平常心のおっちゃんは、この1週間前に東京で大島さんとお会いしたときの私の緊張&動揺ぶりにもかなり笑ってましたが、今回のは「このまえ会うたとこやのに、何を言うとんじゃ!?」と、それこそ大爆笑。そのあと「まあ、これからはこんな機会もどんどん増えてくるやろし、あんたにも慣れていってもらわんとな〜♪」ですって。ほんと、人の気も知らないで、お気楽なもんです(-_-;)


とにかく、何とか無事にホールまで着き、大島さんとの打ち合わせ通りに某スタッフの方に名乗って、楽屋まで案内してもらうことになりました。

このころの私の手はもう氷のように冷たくなってて、しかも、関係者用の通路をどこをどう通って楽屋に行ったのやら全く記憶がない状態で…気がついたら、スタッフの方が大島さんの楽屋のドアをノックをして、私の到着を知らせてくれてました…い、いよいよです(@_@;)

次の瞬間、楽屋の大きなドアが開いて、あの全てを包み込むような優しい笑顔で「はい、どうぞ〜♪ 東京では大変な現場を見せてしまって疲れたでしょう?」と語りかけながら出迎えてくれました。すると、私の肩の力も一気に抜け落ち、吸い込まれるように楽屋の中へ…ほんと、不思議な魅力のある大島さんです(^-^)


その後は、何だか数ヶ月に一度はお会いしてるお友達のような感覚で、にぎやかに色んなお話をしましたよ(私は、またもや舞い上がって、機関銃トークになってしまいました…反省(;^_^A)。お話のメインは、東京で見せていただいたスタジオ(こちら)でのことで、「あのとき、イヤフォンをつけさせればよかったね…」なんて気軽な話題から始まって、「マサさんはダジャレのセンスもすごいけど((^^ゞ)、初見能力や演奏能力はほんとにすごいのよ」「朝川さんだったら、どんなことを書いても絶対に弾きこなしてくれる…みたいな、絶大な信頼があるのよ」などなど、お仕事仲間の話になり、大島さんがほんとに楽しみながらお仕事に取り組んでらっしゃる様子が伝わってきましたよ。

あ、そうそう…実は、先にお話した「大島さんからのコメント」も、この日にお聞きしたものです。信頼と尊敬、そしてお仕事仲間としての愛情たっぷりでおっちゃんのことを語ってくれた大島さん、ほんとに素敵でした(^o^)

ところで、この日、私は作曲家の青木望さんから「最近の大島さんはスケジュールがほんとに大変そうで、少し心配だけど…」というような伝言を預かってきてたんですが、これだけ生き生きとしながら話されてる様子を見ると、大丈夫なようです(^.^)b

そのほか、東京での夜の飲み会の話にもなり、「あのマサさんが、よく12時半でお開きにしてくれたわね…」なんていうマサさんの真相に迫った面白い発言も飛び出してました。また、私の「最初は旭さんのことだけを伝えてたけど、今はもっともっと広い視野で、私の視点を大事にしながら皆さんのご活躍を伝えていきたいと思ってます…」っていうHPに関する話にも、しっかりと耳を傾けてくださってたんですよ。このときの大島さんの微笑みが、ほんとにまぶしかったです。大島さんの大きな器とやわらかな物腰、そしてどんな人をも和ませてしまうあの雰囲気は、大島さんの内なる部分がいつも充実して輝いてるって証なんでしょうね♪

こうしてアッという間に40分もの時間が過ぎ、大島さんは出演の準備を、私はホールの客席に戻るために、お別れすることとなりました。私のがさつな機関銃トークに呆れて愛想をつかされてないかと心配なんですが、いつかまたお会いできる日がくるといいなと思ってます。ほんと、素敵なエネルギーをいっぱいいただきました。ありがとうございました(*^-^*)

 

 

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